メンバーズのオンボーディング体験記。中途社員の不安を解消してくれる施策とは
こんにちは!メンバーズBLOG編集部の吉田です。
中途入社するときに心配なのが、その会社にうまくマッチできるかということだと思います。かくいう私も2024年6月に中途でメンバーズに入社したのですが、初めての環境での仕事だったので馴染めるか不安でいっぱいでした。
しかし、入社してまず初めに驚いたのがオンボーディング施策の豊富さでした。会社理解のための各種インプット作業から現場の方々とのコミュニケーションの場の提供まで、充実したオンボーディングが入社初日から6カ月目まで設定されています。
今回はメンバーズのオンボーディング施策について、初日から順に説明していきます。
オンボーディングとは
オンボーディングとは乗り物に乗っていることを意味する「on-board」に由来し、新しく入社する方がメンバーズに早く慣れてもらい、いきいきと活躍することを促進する取り組みです。
メンバーズに入社された中途入社の方に、オンボーディングを通して1日でも早く会社に慣れてもらえる取り組みを行っています。
オンボーディングは
・施策を通して、会社理解(制度、組織、風土など)を深めてもらう。
・同僚・上長・他部署のメンバーとつながりを作ってもらい、メンバーズに馴染んでもらう。
・メンバーズに早く慣れてもらい、いきいき活躍することを促進する。
・入社してすぐの悩みを、人事側で早期にキャッチアップし、改善に向けてフォローする。
の4つを目的とし、各種施策を行っています。
入社前
入社前メッセージ
入社前にチームメンバーから歓迎のメッセージが届きました。一緒に働くメンバーから歓迎されていることが伝わってきて嬉しかった記憶があります。メンバーの顔も分かり、安心して入社出来ました。
入社初日
ウェルカムシート
同じグループで働く社員からウェルカムシートがもらえました。担当業務や趣味・好きなことなどのプロフィールや、自分へのメッセージが書かれていました。ウェルカムシートのおかげで話題に困らず、初対面でも緊張することなく話すことができました。
メンター制度
初出社日、2日目は「メンター」が所属する拠点に来てくれて、分からないことをつきっきりで教えてくれます。同じグループの社員がメンターなので、3日目以降もオンラインで相談事に答えてくれます。入社したばかりで右も左も分からない中でしたが、すぐそばにサポートしてくれる人がいて安心しました。
PC設定と入社オリエン
メンターがサポートとしてついてくれ、会社貸与品について教えてもらいながらPC・スマホの設定などを行いました。
PCの設定が済んだら入社オリエンテーションが開始。こちらでは会社の概要や規則などを学びます。オリエンテーションの資料はまとめて共有されるので、後で見返すこともでき理解しやすかったです。
オンボーディングチェックリスト
入社オリエンを受けた後、オンボーディングでやることのリストが配布されます。タスクが一覧になっていて、完了した項目にチェックを入れられるので次に何をするべきか分かりやすいリストです。進め方の説明も書いてあるのでスムーズにタスクをこなせて助かりました。
セキュリティルールの理解
次にセキュリティ資料の確認と理解度テストを実施。メンバーズでは、クライアントの公開前の機密情報や顧客情報を扱うビジネスをしています。そのため自社だけではなく、クライアントからお預かりしている重要情報の取り扱いに気を付けることが特に重要であり、これはクライアントからも最低限の品質として求められています。そこでセキュリティについての資料を読み、その上でテストを実施することで社員の高いセキュリティ意識を保っています。
テストはセキュリティルールの理解度が試されるので難しいですが、再テストも受けられるので覚えるまで何度もトライすることができます。
上長との1on1
初日の最後は所属グループの上長と1on1を実施。趣味や好きなことの話題からアイスブレイクをした後、今後自分に任される業務などについて説明されました。わからないことや疑問に思ったことはなんでも聞ける雰囲気で話してもらえ、安心しました。
入社2~5日目
社内情報のインプット
2日目からは社内の申請関係やコンプライアンスについて学習。こちらについてもすべて資料にまとめられていて、必要な時に読み返すことができるので慌てて覚える必要はありませんでした。
自己紹介スライドの作成
次に取り組んだのは、社内の方に見てもらう自己紹介シートの作成。テンプレートがあり、それに従って画像を貼り付けたり、文章を打ち込んだりして作成します。同じ会社の仲間に認めてもらうチャンス…作成には力が入りました。作成した資料は、同日入社のメンバー全員分が社内の掲示板上で公開されます。シートを見て声をかけてくれた同じ拠点の仲間もいて、気合を入れて作った甲斐がありました(笑)。
拠点内ランチ
また入社5日目までに拠点内ランチが開かれます。ここでは同時期入社の方や同じ拠点の先輩社員の方々と昼食を一緒にとります。ランチという職場を離れた場所だからこそ話せることもあり、みんなで食事をとりながら親睦を深めます。
私は仙台オフィスの拠点長と現場のクリエイターの方に夜に歓迎会を開いてもらいました。転職を機に仙台に引っ越したので、観光スポットや名物について教えてもらいました。その場で牛タンや三角油揚げを食べながら、和やかな雰囲気で交流しました。皆さん優しく接してくれたのですぐに打ち解けることができ、気軽に話せる同僚ができたのでオフィスでの居心地もよくなりました。
入社1カ月
上長と目標設定
私の場合は業務に慣れてきたころ、入社1か月のタイミングで上長と目標設定を行いました。メンバーズでは半期ごとに目標設定と振り返りを行っています。期初に今の自分より少しストレッチした状態を目指した目標を上長と一緒に決め、期末にその振り返りをします。この振り返りが評価にもつながってくるので、目指すべき自分像を明確に示してもらえます。
入社2カ月
M-One(エムワン)研修
メンバーズが中途入社社員向けに実施している「M-One研修」に参加(M-One研修の実施タイミングは入社時期や拠点により異なります)。研修はメンバーズの理解を深めるとともに、カンパニーを超えた横の繋がりを作るために開催されていて、会社の歴史やミッション・ビジョンについて学びます。M-One研修については過去に取り扱った記事がありますのでそちらをご参照ください。
同期入社との座談会
その後、M-One研修を一緒に取り組んだメンバーと座談会を実施。研修で築いた横のつながりを更に深めるため、オンラインで今の仕事の状況や会社に対して感じていることなどを語り合います。研修一度きりの関係ではなく、継続的に関係を深める機会を与えてもらえるので同期同士の絆が生まれます。同じ目線で話せる同期ができて、とても心強く思いました。
入社6カ月
入社6か月後アンケート
入社から半年が経ったタイミングで自分のコンディションに関するアンケートが来ます。今の自分の状況を把握してもらえるので、安心感があります。
まとめ
以上がメンバーズで行っている中途社員向けのオンボーディングになります。入社後は配属先に丸投げというわけではなく、会社のプログラムに従って継続的にサポートしてもらえるので会社理解も早く、人間関係も築きやすい環境だと思います。
特にメンバーズは全国に拠点があり、離れた場所にいる同僚と仕事をすることも多いため、社員の交流に力を入れていると思いました。オンボーディングの取り組みで人間関係の構築を促し、スムーズに会社に馴染めるように支援してもらえます。中途入社は新しい環境で孤独を感じやすいと思いますが、入社後すぐにともに働く仲間と信頼関係を築く機会が設けられているところが魅力的だと感じました。
メンバーズへの入社をご検討されている皆様のご参考になればうれしいです。
取材・文/吉田 拓望
写真/谷貝 玲