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ブラックになりやすいIT業界で、社員の幸せを考えるホワイトな環境に出会えた

メンバーズで活躍する社員に働き方をインタビューするシリーズ。第11弾の今回は、地元である高知県でフル在宅で働く高橋 信史さんにお話を伺いました。地元にいながら、都市部などのハイレベルな環境で成長したいと考えメンバーズに転職した高橋さん。メンバーズの受託開発の環境や評価のポイントなどを赤裸々に語っていただきました。

※この記事は2023年3月に執筆されました。記事内の情報は当時のものです。当社は2023年4月付で、EMCカンパニー、 メンバーズキャリアカンパニー、 メンバーズエッジカンパニー、ビジネスプラットフォームカンパニーの4カンパニーを統合し本部制を導入しています。

シリーズ第10弾記事はこちら▽

未経験からエンジニアへの挑戦、そしてスクラムマスターへの挑戦。チャレンジを応援してくれる環境で、日々成長し続ける。

プロフィール

高橋 信史  エンジニア

高知県出身。高校から社会人1年目までカナダに在住。
帰国後は地元に戻り、約3年IT企業で開発を担当。その後、2022年1月メンバーズへ中途入社。

カナダから、故郷の高知県へ
そして、地元IT企業からメンバーズへ

― 今までのご経歴をお願いします。

私は高知出身なのですが、高校から社会人1年目までカナダに住んでいました。
大学ではプログラミングなどの情報系の技術を勉強し、現地で就職もしたのですが、いろいろあって高知県に戻ってきました。

3年ほど地元のIT企業で働き、2022年の1月にメンバーズに入社したというのがざっくりとした経緯になります。

― 前職ではどういったお仕事をしていたのですか?

製品の品質担保がメインの会社だったのですが、ちょうど自社開発部門を設立しようという話があり、帰国後はそちらに所属し自社製品の開発を行っていました。
当初はAngular、Typescriptで開発していたのですが、開発していたプロジェクトが凍結されてしまい、それからはWEB系の受託開発メインで様々な企業の様々な技術に触れていました。

しかし、だんだん「もっと都市部のハイレベルな環境にチャレンジしていきたい」という気持ちが強くなっていきました。
そんな時に知ったのがメンバーズです。

― メンバーズのどのようなところに興味を持ったのでしょうか?

もともと私は応募前にHPなどを念入りに下調べするタイプなのですが、色々な企業を見ていた中でメンバーズ(※当時はメンバーズエッジカンパニー)はほぼ唯一、「エンジニアファースト」「社員の幸せを実現する」というコンセプトだったので、すごく惹かれました。

企業と個人が相互選択的な社会になってきている現代で、顧客の幸せを追求するという文言はよくあると思いますが、社員の幸せまで追求するという企業は私の考え方ととてもマッチしていました。

ブログも見ていたのですが、総会の写真が掲載されていて、社員皆さんの笑顔が心から笑っているように見えたんですよね。
本当に楽しい職場なんだろうなと感じたことを今でもよく覚えています。

また、私は地元が好きで、地元高知に貢献したいという想いがあったので、コロナ前から地方移住促進などで地方の人口減少課題にアプローチしていたメンバーズのMVVに共感していました。
当時はまだまだフルリモートが普及していなかったので、そのようなテーマのブログ記事が多かったのはとても魅力的でしたね。

余談ですが、現在は同僚となった山村さんのブログ記事がありまして、当時読んでて笑っちゃったんですが、「CIで回した自動テストが成功すると踊りだしたくなるのでミラーボールとゴキゲンな音楽を流すようにした」というブログ記事はおすすめです(笑)

社員の幸せを考える姿勢と、
残業がほとんどないホワイトな環境に惹かれて

― 他にも何社か受けられていたと思いますが、その中で最終的にメンバーズを選んだのはどこがポイントでしたか?

さっきお話した内容に加えて、2つあります。

1つは、 エンジニアファーストや社員の幸せを追求するという観点で、当時面接していただいた方たちからも予想していた通りのとても良い印象を感じられたこと。

2つめは、ブラックになりやすい業界だと思うのですが、すごくホワイトなところですね。
残業はほとんどないです。

配属される案件や担当する役割によりますが、月に平均10~15時間程度です。残業がほぼゼロの案件や月もあります。
また、資格取得などの学習支援や地方移住支援、育休などの福利厚生制度も非常に充実しており、自分の勉強時間やプライベートの時間が確保できることがいいですね。

― ちなみに、残業をそんなに少なくできるのはなぜなのでしょうか?

お客様との相互理解が進んでいて、我々の働き方などについて理解をいただいているように思います。

また、基本的にアジャイルで開発していくスタンスなので、日々タスク状況などを見直し、変化に柔軟に対応できることが大きいのではないでしょうか。

― たしかに、プライムベンダーですしお客様と一緒にアジャイル開発を推進するという支援スタイル故に実現できることなのでしょうね。それでは、実際入社されてみてから感じたメンバーズの魅力を教えていただけますか。

自分がやりたいことを声に出したら大抵のことはすぐにやらせてもらえることです。
かつ、それを自分やチームの目標それぞれに「すぐに」結びつけることができて、それらの目標へのアクションや達成度合いを評価してもらえるということですね。

― 「すぐに」と言いますと、具体的にはどれぐらいでしょうか?

目標はその時の状況で移ろいやすいものですから、私が所属するチームでは1か月ごとにチーム・個人の目標を上長らに相談しながら確認&必要であれば修正しています。

以前の目標に対してのアクションも記録に残し、評価に反映してもらえるので安心です。

― 目標設定などもアジャイルなんですね!

そうですね!アジャイルですね(笑)
それを推進している会社ですね!

― 自分の努力や貢献がしっかり評価されるような体制になっており、本当にエンジニアファーストなんだと改めて感じました。

エンジニアの仕事は、コードを書いて終わりではない。積極性とチームビルディングなども大きく評価

― 高橋さんはこの1年間でどういったことをされて、評価を受けられましたか?

2つあると思っています。

1つ目は、現在携わっている建設業界のDXを推進するプロダクト案件で、お客様から「積極的にプロダクトをより良くする提案をもらえた」といった評価をいただいたことです。

営業担当からお客様へアンケートフォーム(※)を送信し、定期的に評価を回収してもらえるのですが、定量評価もよかったのです。
お客様からの評価がちゃんと可視化できるのですごくうれしいですし、自信にもなりました。

※アンケートフォームには各質問項目に5段階評価とその理由を問うコメント欄があり、メンバーズの支援について定量・定性の評価を知ることができる

エンジニアの仕事というのはただ言われたままにプロダクトを開発していくのではないと考えているので、積極的に要件定義などにも関わらせていただきました。
言われた仕事をやるだけでなく、どうしたらもっとより良いプロダクトになるだろうとチームで考え、提案&実践していった結果だったと思います。

2つ目は、チームビルディングやコミュニケーションなどにとても興味があったこともあり、リーダーのような役割にチャレンジしたことです。

― リーダーのような役割とは、どんなことをされたのでしょうか?

いろいろあるのですが、例えば、リモートでハロウィンイベントの企画運営を行いました。
15人ぐらい参加してくれて、みんなで仮装を用意し、お酒を飲みながら「これは面白い」という仮装に投票したりなんかをしましたね。
普段あまり関わり合いがないような人ほど面白い仮装をしていたりして、楽しく交流できました。

チーム観点だと、毎週金曜に「おやつタイム」という30分のチームの時間を設けています。
みんなで気になる技術に触れ、LT会をやってみたり、お客様のための施策を考えたり、今後のキャリアプランなども考える時間にしています。楽しく雑談している時もありますね…(笑)

また、エンジニアの社員がたくさんいても、他のチームがどんなことをしているかが見えづらかったりする時もあるので、他チームの方たちとも交流する時間をとったりしています。

他カンパニーの方も参加しに来てくれますね!

メンバーズには本当に様々な経歴の人がいます。入社前から多様なキャリアを歩んできた方も、入社後に職種を変更されているような方も多いので、そういった方々のお話をきけることで今後のキャリアの参考になっています。

― 現場のリーダーの裁量でそこまで自由にやらせてもらえるものなのですね!

はい、かなり自由にやらせていただいている気がしていて、他カンパニーや部署の垣根なくすごく風通しがいいと感じています。

自分で定めた目標に対し、
いかに到達できたかが評価のポイント

― メンバーズではどういったポイントが評価されやすいのでしょうか?

先ほど言ったような配属先案件での業績貢献はもちろん評価されますし、リーダーシップや、社内的な取り組みを推進することも評価されます。

そういったことが苦手な方でも、資格取得や技術力を高めてそれらを社内共有するような動きも評価されます。

― それらの観点からだと、今お話いただいた高橋さんの取り組みは高い評価を受けたのではないかと思います。その分、入社時よりも報酬は上がっていますか?

そうですね。
弊社のIR資料にも載っていますが、「CV1.6」という全カンパニーの給与水準の向上を推進しているタイミングなどもあり、想像していた幅より上がりました。

新人賞を受賞したチームメンバーは「めちゃくちゃ上がりました!」と言っていましたし、頑張れば頑張った分上がっていくというのは間違いないことだと思います。

― 読者の方にも大枠が伝わるように、評価はどのようにして決まるものか改めて教えてください!

まず、案件ごとに半期のチーム全体での目標(アカウントプラン)を設定し、次に個人目標を設定します。

個人目標は自分で設定するものなので、すべての目標が必ずしもチームの目標に結び付けなくても問題はありません。
配属先案件での直接的な業績貢献でなくとも、自分のスキルアップにつながるような「資格をとります」「社内で○○をします」でもいいのです。

一方で、どのような目標を設定したら良いかわからないという方もいると思います。
その時には、リーダーやマネージャー、チームメンバーとも相談して一緒に考えたり、すり合わせなども行えます。

自分で考えて目標を設定するので、やっぱり納得感を持ちやすいですね。
その半期ごとに設定した目標への達成度合いなども基に評価を受けるイメージです。

― 資格取得などでも評価されるというのは、正直あまりないことだと思います。これはなぜなのでしょうか?

「社員の幸せを実現する」「エンジニアファースト」という考え方からきていると思っています。

エンジニアという職種は、持続的技術力を高め続ける必要性があります。

配属先案件での業績貢献ももちろん重要ですが、「エンジニア」としても資格取得や最新技術のキャッチアップなどのスキルアップが大事だからではないでしょうか。

― 最後に、後輩になる方々にぜひ知ってほしいメンバーズの魅力があれば教えてください。

「技術」という観点だけで企業を選んでしまうと、他社と大きな差を感じにくいかもしれません。
企業のミッションビジョンや理念が重要になるはずです。

それにおいて、「社員の幸せを実現する」「エンジニアファースト」というコンセプトが本当にメンバーズの魅力だと思います。

会社が社員一人一人を大事にしてくれるので、社員も会社を大事にしたいと思えますね。

あとは、全国各地から尖った人が集まっている会社なので、エンジニアとしてこれからも最前線で活躍したいという人には魅力的に見えるのではないでしょうか。

入社後に途中でキャリアを変えたいと思った場合でも、多様なポジションがメンバーズには用意されています。スクラムマスター、エンジニアマネージャー、QAエンジニアやデータ系のエンジニア、AIなどの機械学習エンジニア、SRE、社内SEなど、社内の掲示板に各カンパニーの公募が掲載されており、だれでも応募ができるようになっていることが魅力です。

― 入社してから様々なキャリアの方と出会えますし、自分自身も多様なキャリアを選び取ることができるのも魅力だと思います。高橋さん、素敵なお話をありがとうございました!