提案を続けるディレクターはチームの父親役!?メンバーズ一丸でクライアントの課題を解決!!【社員インタビュー】
こんにちは!メンバーズキャリアカンパニー(以降、MC)の採用担当、植田です。
MCは、「デジタルクリエイターの力で顧客課題を解決し、持続可能な社会を実現する」ためにデジタルマーケティング支援を行っている会社です。そのデジタルクリエイターが現場で活躍できるよう、MCでは「クリエイターファースト」を体現するような、スキルアップの支援や働きやすい環境づくりを目指しています。
「クリエイターファースト」な環境で活躍するクリエイターへのインタビュー!第6回は、ディレクター兼グロースプロデューサー(以下、GP)の徳留吉仁さん、デザイナーの安部俊さんです。
おふたりは現在同じクライアントに常駐し、「上司と部下」という関係性で約1年チームとして働いています。クライアント先にはMC、そしてメンバーズのさまざまなカンパニーのメンバーも常駐しており、チームでクライアントの課題解決に努めています。常駐先での業務内容ややりがい、GPとしてのミッションなどを伺いました。ぜひご注目ください!
▼インタビューにご協力いただいたおふたり
\\\上司///
\\\部下///
▼聞き手
Q:まずは現在のお二人の業務について教えてください。
徳留 私と安部くんはクライアントのDX化を推進する部署に常駐しています。
メンバーズからは、MC4名、メンバーズデータアドベンチャーカンパニー(以降、DA)3名、メンバーズイーシーグロウカンパニー(以降、ECG)2名が常駐しています。また、グループ会社にもMCから1名、DAから1名が常駐しています。
私たちはクライアントのグループ会社含め、グループ全体のDX化を推進すべく、CRM(※1)の観点から顧客データを活用し、さまざまな施策を遂行しています。
私自身は、ディレクター、プレイングマネージャーとしてプロジェクトの進行や課題解決のための提案をクライアントと二人三脚で進めています。
安部 僕の業務は大きく分けて2つあります。1つ目はグローバル向けECサイトに携わる業務で、更新作業・クリエイティブの制作・それに紐づいたSNS運用を行っています。季節ごとに突発的に発生するイベントLPのデザイン・コーディングも行っています。SNSはFacebook、Instagram、WeChat、Weiboを使って日本だけでなく海外の方に向けた運用もしており、それに使用するバナー制作・提案を行っています。自分ひとりで行うこともあれば、同じチームにいる後輩のコーダーやデザイナーに仕事を割り振り協力して進めることも多いです。
2つ目はメールマガジンの作成業務です。クラウドツールを使用して作成・配信をしています。
徳留 クリエイティブなところを今は、安部くんに任せているんです。僕がディレクションするのではなく、安部くんに指示出しやクオリティチェックを行ってもらっています。海外向けの施策はECGのメンバーも一緒に進めており、カンパニーの垣根を越えてうまく連携してくれています。
クライアント、そしてチームの一員として課題を解決するために動く
Q:MCではクライアントのデジタルプロダクト・サービスをより良くするため、クリエイター自ら提案することもあるかと思います。お二人がいままでにやりがいを感じた提案はどのようなものですか?
徳留 どの業務にもやりがいはあるんですよね。業務はルーティンワークでないものが多く、新しいプロジェクトもどんどん走り出しています。その中でも特にやりがいを感じた業務は今までに3つあります。
1つ目は現在のクライアントに常駐後、初めて携わったWebサイト構築のプロジェクトです。いままでばらばらだった顧客のデータベースの一元化を目指し、会員サイトを構築しました。3年プランで動き、クライアントに対しWebサイト構築や運用におけるさまざまな提案を行いました。グループ会社それぞれでデータの持ち方が違うという課題もあり、現在もDAのメンバーと協力しながらサイト運用を進めています。
2つ目は新規ファッションブランド立ち上げ時のWebサイト構築です。商品の写真撮影や運用方法を考えるところも含め、ゼロからWebサイトを構築するというプロジェクトでした。ブランド立ち上げのタイミングということでチーム全員で試行錯誤しながら、がむしゃらにプロジェクトを進めました。大変でしたが非常にやりがいを感じたプロジェクトだったなと思います。
3つ目は現在進行形で取り組んでいる海外向け新規ECサイトの立ち上げです。商品について海外からの需要が高まってきているのですが、現状、日本語サイトをローカライズして海外向けに紹介しているという状態です。通貨やカスタマーサービスなど根本的なところを見直して、新規のサービスサイトとして立ち上げるというプロジェクトを遂行するための提案を、クライアント担当者に寄り添いながら進めています。
植田 課題解決のためさまざまな提案をされているんですね。大規模サイトの構築や新規ブランド立ち上げのWebサイト構築など興味深いものばかりです!
安部 僕も同じくどの業務にもやりがいを感じていますが、依頼内容に対しプラスアルファで提案したデザインが採用されるととてもうれしいですし、やりがいを感じます。当たり前なことですが必ず複数のデザインを制作して提案することを心がけており、依頼された内容に極力寄り添ったデザインを作るとともに、それとは切り口の違ったデザインを制作し提案しています。
Q:安部さんが中心でクリエイティブの制作を進めているとのことですが、どのようなチーム体制で進めていますか?
安部 基本チームは僕と後輩2名の3名体制ですね。1名はコーディングをメイン、もう1名はデザインをメインで動いています。現時点ではそれぞれに得意なことを任せるようにしています。ゆくゆくは業務内容的にも後輩2名にはデザインとコーディングの両方に対応できるようなクリエイターとして活躍してくれるとうれしいですね。もちろん僕も含め、メンバーそれぞれの得意なことももっと伸ばしていきたいです。そのためのマネジメントについては今後徳留さんに相談できればと思っています。
Q:チームメンバーとはどのようにコミュニケーションを取っていますか?
安部 徳留さんを除いて僕や他のメンバーはリモートワークが多いので、コミュニケーションは意識して取るようにしていますね。たとえば、電話で業務の話をする際に全く関係ないくだらない雑談を振ったりします(笑)オフィスで同じ空間で仕事していれば簡単に相談できても、リモート環境でチャットを打ってまで相談を持ちかけるのは少しハードルが高かったりしますよね。向こうから電話して相談というのもやはりハードルが高いと思うので、こちらから積極的にコミュニケーションを取り、徐々にそのハードルを下げられればと思っています。
Q:クライアントの担当者とも、密にコミュニケーションを取りながら進めているのですか?
徳留 そうですね!私も担当者の方もできるだけオフィスに出社するようにしていて、いつも話し合いながら進めています。新規サービスの提案に関する資料作りもかなり大変な様子で、私も要件定義やクリエイティブ面のサポートに入るようにしています。
Q:徳留さんから見て安部さんが率いるチームでのクリエイティブ制作がうまく進んでいる要因は何でしょうか?
徳留 やっぱりチームのメンバーにたくさん連絡を取ってくれていることじゃないですかね。電話の話もありましたが、メンバーとのコミュニケーションは安心して任せることができています。またMCのメンバーだけでなく、他のカンパニーのメンバーとも積極的にコミュニケーションを取ってくれているので頼もしいですね。
安部 僕自身はもともと黙々と手を動かす作業者で、あまりコミュニケーションが得意というわけではありませんでした。しかし今まで会社の先輩方がそうしてくれたように、積極的に会話をしてチームの風通しをよくしたいと思っています。自分を含め皆さんにも楽しく仕事をしてほしいので、これからもコミュニケーションについては強く意識していきたいですね。
クライアントの成果向上のためにできることとは
続いては徳留さんにGPの仕事について伺います。
以前にもGPとして活躍中のクリエイターにインタビューを行い、GPのミッションのひとつであるチームマネジメントについて伺いました。
Q:徳留さんの考えるGPのミッションを教えてください。
徳留 クライアントとメンバーズが共存共栄する環境を作り、相互利益を生み出すことがミッションであると考えています。さまざまな業務が走っている中で、いかに成果を増幅するか。そのためには、クライアントに寄り添える知識、クライアントの要望に応えるための知識の習得も必要になります。そして、得意分野も活かしつついかに効率的に大きな成果を生み出せるかというところを担うポジションなのかなと思います。
Q:GPとして特に意識していることはありますか?
徳留 チームの父親役であることですね!
安部 たしかにお父さんみたいですね。
徳留 本当に若いメンバー含め、チームメンバーには伸びしろがあるので、そのようなメンバーを上から押さえつけるのではなくて伸ばしてあげたいじゃないですか。喝を入れつつも背中を押してあげるような役割かなと思っています。
Q:GPとして今後さらに力を入れていきたいことはありますか?
徳留 常駐する人員の拡大は今後もやっていきたいですね。
クライアントが抱える課題に対する成果を考えて、それに適任な人材・人数を考慮したうえで、最高のサポートを提供するというのが人員拡大だと思っています。クライアントの課題をヒアリングし人員拡大が必要だと思ったときは、カンパニーの先輩や知り合いへ積極的に連絡して相談しています。また、カンパニーにこだわることなくデータ面に強いDAやECに強いECGの方に声をかけるなど、垣根を越えてアクションを取るようにしています。連絡して課題解決に必要なスキルを持つクリエイターを紹介いただき、提案に向けて準備を進めています。
植田 カンパニーの垣根を越えて協力し、クライアントの課題を解決するというのはメンバーズ全社で力を入れているところですよね。徳留さんのように常駐という形でクライアントと近い距離で働く中で、課題をヒアリングし人員拡 大につなげるクリエイターがさらに増えていくとうれしいなと思いました。
チームで働いているからこそ見えてくるキャリア
Q:今後の展望、かなえていきたいキャリア、そしてそのために伸ばしたいスキルを教えてください。
徳留 私は今後の社会情勢をふまえると、外国籍の方と一緒に仕事をしたり、日本人が海外で仕事をしたりする場面が今以上に増えてくると考えています。そのためにもできるだけ早いうちからグローバルなプロジェクトに関わっていきたいですね。
フリーランスチーム時代に渡米を計画していたのですが志半ばで断念してしまったこともあり、海外でのキャリアは積極的に考えていきたいです。そのためにももっと人間力を鍛える、高めるということをしていきたいですね。
安部 僕はクリエイターとしてもっと力をつけるのが第一目標ですが、その他にもコミュニケーションやタスク管理などディレクションのスキルを身につけていきたいなと思っています。現在の業務でディレクションに近いことはやっているのですが、知識としてはまだまだ浅いので苦労することも多いですね。
あとは現在の業務で使っているメールマガジン配信のクラウドツールの知識をつけたいです。現在の業務でやっている範囲だけではなく、どのように応用できるのか、ツールを使うことで何ができるのかというところまで深堀りして使いこなせるようになりたいですね。
徳留 彼の今期の目標なんです。
安部 そうなんです(笑)業務で使う部分だけでなく、しっかり知識をつけていきたいですね。後輩とドキュメントを見ながら勉強しているところです。
あとは、もっと人間性を磨いていきたいです。入社したての頃は「後輩」だったのに、数年経って社員の数も大幅に増え、気づいたら「先輩」になっていました。「後輩を導かなきゃ!」とまでは思いませんが、少なくとも一緒に働いていて得になる人間にはなりたいですね。
今後後輩のマネジメントにも取り組みたいので、いまのうちに徳留さんからお父さん力を吸収したいと思っています。
Q:徳留さんのどのようなところを吸収したいですか?
安部 徳留さんから吸収したいところは数えきれないくらいありますが、一番は「柔軟さ」ですね。年齢を重ねると考え方って凝り固まってくるじゃないですか。徳留さんはそうではなくて常にフレキシブルな考え方で、新しいものを常にキャッチアップして共有・実践してくれます。多分僕より脳みそが若いです。だからこそ付いていきたいと思いますし、真似していきたいと思います。
徳留 若いうちはさまざまなことに挑戦してほしいという気持ちでメンバーと接しています。安部くんも頑張ってくれているので兄貴肌も出てきていると思います。メンバーとは兄弟げんかできるくらいの関係性がちょうど良いと思いますよ。
安部 そうなんですよね。メンバーそれぞれに個性があり、こだわりもがあるはずなので、喧嘩とまで言わなくともクリエイティブの議論とか出来る関係を目指したいです。
今回はおふたりと対面してのインタビューでした!それぞれの回答に対してお互いが自然とリアクションを取っている様子を見て、普段の業務でも和やかな雰囲気で業務を進めているんだろうなと感じました。
チームで常駐しているからこそ、徳留さんは上流の提案を進める、安部さんはメンバーをまとめながら制作を進めるというように、それぞれの強みを活かしながら役割分担をして業務を進めていることが印象的でした。
徳留さん、安部さんありがとうございました!