XRに特化した事業って何をやっているの?カンパニー社長に聞いてみました。
「メンバーズにはたくさんカンパニーがあるけど、カンパニーって何?」
「カンパニーがたくさんあるけど、それぞれが何をやっているのかわからない・・・」
そんな声を求職者の方からいただくことがあります。
この記事ではメンバーズのカンパニー制について簡単にお話しつつ、それぞれのカンパニーではどのような方を募集しているのか、カンパニー社長にお話を聞き、お伝えできたらと思っています。
メンバーズのカンパニーって?
こんにちは。キャリア採用室 HR広報Gの谷貝です。
メンバーズはカンパニー制(※1)をとっており、社内に様々なカンパニーが存在しています。
2023年12月現在で19のカンパニーが存在しており、それぞれ特色を持った事業体で、日々クライアント様の支援をおこなっています。
今回、多数あるカンパニーの中から、XR領域を専門に扱うエックスアールブースターカンパニー社長 宋 京娥さんに「XRとは何?」、「XRブースターってどんなカンパニーなの?」といった疑問に答えていただきました。
また、カンパニーで求人を募集しているUnityエンジニアについてもお聞きしています。
XRとはどのような技術や領域のことなのか教えてください。
まだ世の中で定義化がはっきりされていないのですが、
一般的には主にAR(拡張現実)、MR(複合現実)、VR(仮想現実)を合わせたものがXRと呼ばれています。
ただ、この3つだけかと言うとそうではなくて、現実をより拡張させる技術のこと全てをXRだと考えています。
ARでみなさんイメージしやすいのはポケモンGOではないでしょうか。スマートフォンのカメラで撮影した現実世界に、ポケモンを出現させるARゲームです。
そのほか、仮想の店舗を現実世界に表示して商品を手に取ったり試着できるMRショッピングや、VRヘッドセットを装着しての航空機の操縦・手術の練習など、XRの技術は幅広い分野で私たちの身近なところに急速に広がっています。
XRブースターカンパニー(以下よりXRB)とはどんなカンパニーですか?
XRBはリアルとバーチャルを繋げ、XRを用いてビジネスの新しい価値創出を提供していくカンパニーです。
前述のとおり、XRの領域はまだまだ新しい事業創出の機会がたくさんあります。XRを用いることで、顧客のビジネスに新しい価値を生み出していきたいと考えています。
XRBではUnityを得意としたエンジニアの方が活躍していますね。
そもそもUnityとはどのようなものなのでしょうか?
また、Unityエンジニアとはどのような職種ですか?
Unityとは、統合開発環境(IDE)を内蔵するゲームエンジンで、Unityを使って開発をするエンジニアをUnityエンジニアと呼んでいます。
近年、ゲーム技術が産業領域でも活用され始めていて、ゲーム業界だけでなく、さまざまな分野でUnityを利用した開発が行われるようになりました。Unityを使うことで、高品質なグラフィックを用いた、没入感のあるゲームやアプリケーションを開発することができます。また、Unityのほか、Unreal Engineも代表的なゲームエンジンです。こちらは実際にある物を実物に近い再現度で再現するのに適していて、主に映画や3D広告などに使われています。
XRBではどのような人に来てほしいですか?
XRが好きで、XRに可能性を感じている、というのが一番大事です。
その中でXRBのミッション・ビジョン(※2)に共感してくれる方、そしてUnityを使ってXRの価値を広めていきたいという熱い想いを持っている方に来ていただきたいです。
それはスキルよりも大事だと思っています。
現在XRBでUnityエンジニアとして活躍されている社員の中には、Unityを使ってゲーム業界で開発をしていた人もいます。
ゲーム業界でエンジニアとしてご活躍されているXR領域に興味を持っている方はマッチすると思います。
ゲーム業界以外では、例えば、不動産の内観シミュレーションを作るためにUnityを使っている方などがいると思いますので、そのようなご経験がある方もぜひご応募いただけると嬉しいです。
入社に必要なスキルを教えてください。(求める人のスキルについて)
Unity(C#)かUnreal Engine(C++)のいずれかを使用した業務経験です。
上記について自作経験のみある方についてはポートフォリオの提出をお願いしています。
もちろん、XR領域での業務経験が1年以上ある方の応募もお待ちしています。
今後XRBで実現したいことや目指すことを教えてください。
まだ、XRをどのように産業領域に広めていくのがベストなのかを探りながらやっているところはありますが、まずはクライアントを開拓しながら事業展開していきたいと思っています。
夢は大きく持っていて、将来的には日本のみならずグローバルに展開していきたいです。
XRは視覚やエフェクトで表現され、言葉の境がなくなります。言語を超えたコミュニケーションの可能性が広がるのが、XRの面白いところだと思っています。
今回はエックスアールブースターカンパニーをピックアップしました。
次回も他の専門カンパニーの社長にお話をお聞きし、カンパニーの魅力についてお聞きしていきます。
記事を読んでいただきありがとうございました!
メンバーズ IRnoteにもXRBに関する記事が掲載されています。あわせてご覧ください。