技術だけの育成はしません。生涯エンジニアとして活躍できる総合的な教育がメンバーズの強みです。
メンバーズで活躍する社員にインタビューするシリーズ第2弾!今回は、エンジニア育成担当の中川 聡さんにお話ししていただきました。エンジニアを育てるうえで、「コードを書く」に加えて大切にしていることとはいったい何なのでしょうか?
※この記事は2023年1月に執筆されました。記事内の情報は当時のものです。当社は2023年4月付で、EMCカンパニー、 メンバーズキャリアカンパニー、 メンバーズエッジカンパニー、ビジネスプラットフォームカンパニーの4カンパニーを統合し本部制を導入しています。
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プロフィール
中川 聡
メンバーズ 育成担当
2018年1月にメンバーズグループに中途入社。
現場エンジニアを経て、2021年1月より育成担当に。若手の社内育成から評価制度の策定まで幅広く担当している。
現場エンジニアから、チームの統括リーダーに。
そして現在は、エンジニアを育てる立場へ。
ー メンバーズに入社する前はどんなことをしていたのですか?
私は前職では、自社サービスのシステム開発を行ないつつ、要件定義から運用、サポート対応、新卒入社した社員の教育まで幅広く行なってました。
ー 入社後はどんな業務を担当していたのですか?
入社後は、約3年間現場エンジニアを経て、2つのエンジニアチームの統括リーダーを務めた後に、現在は主にエンジニアの育成を担当しています。
大切なのは、ユーザーへの価値提供ができる
エンジニアを育成していくこと
ー エンジニアを育てるうえで大切にしていることは?
メンバーズは技術だけの育成はしないことを掲げています。
これまではモノを開発する現場において、エンジニアに求められる役割は「コードを書く」ことが大部分を占めていたと思われていました。
もちろん、今もエンジニアにとってコードを書くスキルの重要性は変わりません。しかし、現在ではそれに加えて顧客のビジネスに対する理解やユーザー視点での価値を考えた上でのプロダクト開発ができるエンジニアが求められています。
以前、顧客に業界特性から理解してほしいと言われ、チームメンバーで何度も勉強会を行ったことがありました。
当初は自分自身でも、「業界特性を理解しているかしていないかで機能開発そのものに影響があるのか?」と思ったこともありましたが、業務を進めていく中で、「重要性の高い機能とは何か」を考える際に業界特性、競合他社の動向といったビジネス面の思考が頭にあることで、その後の機能設計等の開発工程に大きな差が出ることを肌で感じました。
モノが溢れている現代においてスピードをもって開発していくことはとても重要であるため、モノをつくるエンジニアがビジネス面も理解して開発することができれば、「何を作るべきなのか」の判断が早まり、世の中に価値提供できるスピードがあがることに繋がりますし、それはプロダクト/サービス価値を高めていくことに直結していくということを現場で実感しました。
こういった、自分自身の現場での実感値もあるからこそ、メンバーズでは技術力だけではない育成方針を大切にしています。
エンジニアとしてのプロフェッショナルも、
エンジニア経験を生かしたチャレンジも。
ー メンバーズでエンジニアを目指す方へ
私は、現場時代に感じたニーズやエンジニアの存在意義の変化を踏まえて、メンバーズのエンジニアが常に世の中で求められる存在であり続けなければならないと思い、現場部門から人事部門へ異動し、現在に至っています。
エンジニアとしてプロフェッショナルの道を極めることはもちろんのこと、私のようにエンジニアの経験を活かして他の職種/役割へチャレンジする道もあるため、「この先のキャリアパスを限定させたくない」「選択肢を広くもっておきたい」といった方も、ご興味あればぜひご応募ください。お待ちしています!