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【後編】Twitter連携サービスを個人開発していたエッジ社員にインタビュー!

こんにちは、メンバーズエッジの柿田です。

この記事はTwitter連携サービスを個人開発されていた弓矢さんへのインタビュー記事の後編になります。前編をまだご覧になっていない方は、以下のリンクからどうぞ!

※この記事は2022年8月に執筆されました。記事内の情報は当時のものです。当社は2023年4月付で、EMCカンパニー、 メンバーズキャリアカンパニー、 メンバーズエッジカンパニー、ビジネスプラットフォームカンパニーの4カンパニーを統合し本部制を導入しています。

https://note.com/members_blog/n/n6113dfbd3ace

今回は前編より深堀った内容として運営費用や収益、ユーザーとのコミュニケーションの方法などについてお送りします!

登場人物

弓矢さん
個人開発で多数のTwitter連携サービスを公開している。チームではフロントエンドエンジニアとして活躍。

山村さん
個人開発に興味がある人を募集したところ集まっていただいた方その一。過去にブログにて記事を掲載している。(https://www.membersedge.co.jp/blog/turn-the-mirror-ball-automatically/)チームではフロントエンドエンジニアとして活躍中。

高橋さん
個人開発に興味がある人を募集したところ集まっていただいた方その二。新卒2年目で、チームではバックエンドエンジニア(Ruby on Rails)として活躍中。

運営費用や収益はどうしているの?

柿田:サービスの運営費用や収益についてお聞きしたいのですが、まず収益についてどんな感じなのか教えていただきたいです。どういうところから取って運営費用を賄っているんでしょうか?

弓矢さん:今は100%広告だけですね。収益には結構波があるんですけども、一番多かった時で一ヶ月に80万円くらいで、その時の費用が15万円だったので大きく黒字になりましたね。普段はもっと少なくて5万円くらい、ちょっと多いと10万円とちょっとくらいですね。運営費用としては大体2万くらいかかります。収益としては少ないかもしれないですけど、アルバイト感覚で考えれば何もしてなくても大体2~3万円くらいはプラスで毎月入ってくるんでちょっと嬉しいっていうのはあるかもしれないです。

山村さん:広告の仕込み方で工夫はあったりしますか?不快に思われない程度の量にするなどの調整はあるんでしょうか?

弓矢さん:私は不快に思われてもいいかっていうくらいで貼ってますね。めけぽんビンゴがうざいくらい広告を貼っていて、他のサービスでは程々にしていました。めけぽんビンゴでは、スクロールした時に表示されるように、ビンゴの個別のページの一番上と一番下に貼っています。

ビンゴ作成サービス「めけぽんビンゴ」
※弓矢さんのホームページより引用(URL:https://yumiya.utabami.com/)

ユーザーとのコミュニケーションについて

高橋さん:個人開発には、アイデア出しや実装をして、運営する中でレスポンスが返ってくるなど、いろいろなフェーズがあると思うんですが、どこが一番楽しいですか?

弓矢さん:レスポンスが返ってくるところですね。ポジティブかネガティブか関係なく反応があること自体が楽しいところはあります。見ず知らずの人が反応しているのを見ると楽しくなりますね。

めけぽんビンゴで一時期特定の内容のビンゴが作られたことがあったのですが、そういったものを投稿するのが良いのか悪いのかについてTwitterで激論が交わされていたことがありましたが、そういうのを眺めているのも楽しいですね。

山村さん:ギリギリの話題で盛り上がるのもTwitterらしいですね。

弓矢さん:自分は単に場所を提供しているだけなので直接関係はない話題だったのですが、いろいろ事情があるんだなということで、騒動の後には問題になりそうな内容のビンゴには注意書きを出すようにしました。

山村さん:サービスを運営する上でそういった責任は少なからず発生しますよね。Twitter自体でも他人を傷つけるコンテンツについてガイドラインや通報機能を整備していたり、シャドウバンがあったりします。

弓矢さん:めけぽんビンゴでも、利用規約のところにガイドラインを書いているのですが、大体みんな読んでいないだろうということで、通報機能とお問い合わせは一応付けています。お問い合わせについては、Googleフォームで送ってもらうようにしています。

弓矢さんのサービスへのお問い合わせフォーム

山村さん:ここで通報されたら弓矢さんが確認して、ダメそうな内容だったら削除していくんですね。

弓矢さん:そうですね。実は、お問い合わせページへのリンクを作るよりは、通報機能を作っておくのがいいんですよ。というのも、お問い合わせでは文章が送られてくるので、文句だったり個人的な恨みだろっていう内容まであって見ていて疲れるんですよね。通報機能だと、ガイドラインのどの項目に違反しているかをラジオボタンから選んで通報してもらうので、読む上で負担が少ない文章になるし、ユーザーとしても通報しやすくなります。ユーザーがコンテンツを投稿できるCGMサービスの場合、人が増えたら通報機能は作っておく方が良いかなってよく思います。

めけぽんビンゴの通報機能

柿田:ユーザー側だけでなく、運営側にもメリットがあるんですね。通報内容のリストを見ても、確かにこの内容なら送られてきても疲れないかなって思います。

弓矢さん:自分が書いている文章なので疲れないですね。通報機能をつけたおかげで、無駄に疲れることがなくなった気がします。

SNSサービスの運用の難しさ

山村さん:doodlineってどういう経緯でアイデアが浮かんだんですか?

弓矢さん:Twitterか何かで「最近絵チャ(お絵かきチャット)流行ってないよね」みたいなのがバズってて、じゃあ流行らせてみるかみたいな感じで作ったのがdoodlineでした。利用者も少しいましたが、結果としてはあんまり流行りませんでした。

山村さん:今Twitter界隈で使える絵チャとして、一番有名でユーザー数が多いのはMagicalDraw(https://draw.kuku.lu/)がありますよね。他にもいろいろなサービスを作った個人の開発者さんがリリースしたサービスで、界隈の中ではデファクトスタンダードになっちゃって、他の絵チャアプリに置き換わることってないですよね・・。

画像投稿サービス「doodline」
※弓矢さんのホームページより引用(URL:https://yumiya.utabami.com/)

弓矢さん:doodlineのサービス内では、キャンバスの横にあるタイムライン上で他の人が描いている絵が見られるんですが、やっぱりそこに人がいないと寂しいんですよね。フォローしている人の描いている絵だけ流れてくるようになっているんですけど、Twitterでも最初に有名な人をフォローしようみたいに表示されますよね。人数が多くなかったので難しかったかもしれませんが、doodlineもそういう機能をつければ良かったかなと思います。

柿田:SNSサービス運用の難しいところですね。

山村さん:マストドンのインスタンスの一つとしてpixivが運営していたPawoo(https://pawoo.net/about)っていうものがあるんですが、出始めの頃はTwitterを置き換えるとまで言われていたんですが、結局そこまでにはならなかった印象があります。みんなTwitterをホームポジションとしてそこから動きたがらないのかもしれないと思いました。

弓矢さん:それはあると思います。なので、Twitterに付随したサービスでは、人と人とのコミュニケーションはTwitter上でやらせるみたいな感じのサービスがいいんじゃないかととある個人開発者さんがツイートされてましたね。DM機能やコミュニティ的な機能はTwitterや他のSNSに補ってもらって、コアな機能だけ開発するのがいいと思います。

山村さん:Twitterからそのサービスを使うときのステップを少なくするというか、行動のコストが少なくてすぐに使えるっていう点を重視するといいのかもしれませんね。

柿田:めけぽんビンゴやしたためったーなどのサービスはそういう点に当てはまっていそうですね。

山村さん:基本的にTwitter認証だけすれば使えますもんね。

弓矢さん:そうですね。自分のところであまり情報を持ちたくないというのがあって、Twitter認証でログインさせるものが多いですね。

高橋さん:Twitter以外のSNSでのログインには対応しているんですか?

弓矢さん:めけぽんビンゴはGoogleやFacebookでもログインできますよ。ほとんどがTwitterからのログインですが。

めけぽんビンゴのログイン画面

高橋さん:Twitterからサービスに来た人は、普通Twitterでログインしますよね。Googleもいろいろなところで使えるので便利ですよね。

弓矢さん:Twitter、Google、Facebookの3つだけ対応しておけば大丈夫だろうっていう感じですね。今後エンジニア向けのサービスを作ることがあったら、Github認証を追加することもあるかもしれません。この辺りは利用するユーザーに合わせて変えていくものだと思います。

最後に

前後編に渡ってお送りしましたTwitterサービス個人開発のインタビュー、いかがでしたでしょうか?
何気なく使っていた個人開発サービスでしたが、想像以上に多くのことを考慮されていて驚きました。
ユーザー側目線で困ることなく何気なくサービスを利用できるのも、本記事でお送りしてきた内容を考えて作られているためなのだと思います。

最後に、インタビューに参加いただいた弓矢さん、山村さん、高橋さん、ご協力ありがとうございました!
また、読者の方々へ、最後までお読みいただきありがとうございました!


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