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【前編】Twitter連携サービスを個人開発していた社員にインタビュー!

初めまして、メンバーズの柿田と申します。

突然ですが、皆さんはTwitterと連携したWebサービスを使ったことがありますか?

私はTwitterを日頃から巡回しているヘビーユーザーなので、様々なサービスを連携して使っています。

複数のWebサービスに触れるうちに、こういったWebサービスを個人開発で作っているのはどういう人なんだろう、どういうことを考えながら作っているのだろうと気になっていました。

そして先日、自分が今まで使っていたTwitterのサービスを開発された社員の方が、チーム内のLTで発表されていたので、もっと深掘った話を聞きたい!とインタビューをお願いしました。

せっかくなら他にも個人開発に興味がある人を集めて色々お話を聞こうということで、4人でTwitterのサービスや個人開発について話をしてきたので、その様子を前後編に分けてお伝えしていこうと思います!

※この記事は2022年8月に執筆されました。記事内の情報は当時のものです。当社は2023年4月付で、EMCカンパニー、 メンバーズキャリアカンパニー、 メンバーズエッジカンパニー、ビジネスプラットフォームカンパニーの4カンパニーを統合し本部制を導入しています。

##登場人物

弓矢さん
個人開発で多数のTwitter連携サービスを公開している。チームではフロントエンドエンジニアとして活躍。

山村さん
個人開発に興味がある人を募集したところ集まっていただいた方その一。過去にブログにて記事を掲載している。(https://www.membersedge.co.jp/blog/turn-the-mirror-ball-automatically/)チームではフロントエンドエンジニアとして活躍中。

高橋さん
個人開発に興味がある人を募集したところ集まっていただいた方その二。新卒2年目で、チームではバックエンドエンジニア(Ruby on Rails)として活躍中。

##今までいくつくらいサービスを作ってきたの?

柿田:今日はよろしくお願いします!本日の目的としては、先日弓矢さんに発表いただいたLTの内容を深掘っていこうという内容になっております!

柿田:というわけで、早速弓矢さんにお伺いしたいのですが、今までいくつくらいのサービスを作ってこられたのでしょうか?

弓矢さん:ファンサイト的なものにサービスっぽい機能を付け加えたものを含めると、相当数になりますね。

弓矢さんが今まで公開してきたサービス
※弓矢さんのホームページより引用(URL:https://yumiya.utabami.com/)

柿田:ホームページで公開されているサービス以外にも開発されてきたんですか?

弓矢さん:クローズしたサービスやここに書くまでもないほどの小ネタのようなサービスはいくつかあります。またこれ以前に作成した、友達同士で使う程度の極々小規模なサイトもありました。

柿田:Twitterでサービスを作り始めたのはいつからですか?

弓矢さん:Twitterだと2012 か 2013 年くらいからですね。今まで作ったサービスを全部合わせると・・ざっくり20くらいありますね。25はなくて、15はあるかなという感じです。

柿田:私は「今日のツイライフ」などを登録して使っていますが、山村さん、高橋さんは弓矢さんが作ったサービスは使ったことがありますか?

山村さん:「今日のツイライフ」は自分では使ったことないですが、身内では結構使っている人がいましたね。自分で使ったことあるのは、「仲良しマップ」と「めけぽんビンゴ」ですね。

高橋さん:ツイライフは周りで使ってる人が多かったですね。「めけぽんビンゴ」は自分で使ったことあります!

##サービスのアイデアってどうやって出すの?

柿田:LTでも発表されていたと思うんですが、サービスのアイデアはどうやって出すのでしょうか?

弓矢さん:そもそも数を多く出す事は意識していなくて、こういうのって良くない?みたいなものを開発しています。大体、他人の会話を聞いてってことが多いですね。会話の中で、めんどくさそうなことをしてるなとか、困ってるけどこういうの作ったら解決するんじゃないかな、みたいな感じでやっています。数が多いので友達との会話から出たものを優先的にやっていく感じになっています。

柿田:ちなみに、アイデアとしてでたサービスのうちで、採用しなかったものはどのようなものがあったんですか?

弓矢さん:まず、自分も友達も使わないサービスですね。身近にターゲットがいないので、ターゲットのイメージが湧きづらいので。そういうものはだいぶ後回しにしています。

あと、単に手間がかかりすぎるものですね。例えば、実装に工数がかかりすぎるだとか、運営したときのコストが明らかに多いものとかですね。そうやって削れていって、そのあと選定していくときは、面白そうかどうかとか、割と想像通りの選び方をしています。

一応、前例で似たようなサービスがないかなど調べたりもしますね。いつか公開しようと寝かしていたアイデアが他のサービスに取られたり、商標登録されて手出しができなくなるとかもありましたね・・

山村さん:アイデアを選ぶ時と開発のモチベーションの関係について聞きたいんですけど、結局モチベーションないと個人開発ってできないじゃないですか?自分や友人が使うものや市場調査など、いろんな要素からアイデアを出していく中で、一番モチベーションに繋がることって何ですか?

弓矢さん:一番モチベーションになるのは、これ絶対バズるなとか、これは絶対いけるなっていうものを作って、それが完成していく様が楽しいですね。といっても市場調査アンケートなどがあんまり頼りにならないことも多いので、自分が心の底からこれは面白い!って言えるものだったら楽しくできますね。その後受けなかったら受けなかったで落ち込みますが。

柿田:ちなみに、公開されてきたサービスの中で一番自信があったけど伸びなかったものはありますか?

弓矢さん:「Doodline」ですね。これはシステムが面白いかと思ったんですけど難しかったですね。絵だけでやるTwitterみたいな感じで、左の方にあるタイムラインで今書いてる人とか最近書いた人が上の方に表示されていくんです。画像を投稿するのではなく、今書いているキャンバスがリアルタイムで共有されていくので、ここで描けるものが全てみたいな。これはウケるかなと思ったんですけど、このシステムの中である程度人間関係を構築させないといけないかなと思っていて。Twitterで描いた絵を共有する機能もあったんですけど、内部でコミュニティーを形成するのが結構難しくて、SNS難しいなって感じましたね。

画像投稿サービス「Doodline」
※弓矢さんのホームページより引用(URL:https://yumiya.utabami.com/)

柿田:逆に一番バズったサービスはどれでしょうか?想定外に伸びたりとか・・

弓矢さん:だいたい想定している中で伸びたりするので、想定外に伸びたのはなかったですね。一番伸びたサービスでいうと、PV数だとめけぽんビンゴで、登録者数だとツイライフですかね。めけぽんビンゴは何かとトレンドに入ったりするのでありがたいですね。

柿田:めけぽんビンゴの投稿数は2万枚以上ってすごいですね。

弓矢さん:前見たときには4万枚くらいまで増えてましたね。トレンド入りしてるとやっぱりテンション上がりますね。最初トレンド入りしたときはめちゃくちゃ嬉しかったですね。

ビンゴ作成サービス「めけぽんビンゴ」
※弓矢さんのホームページより引用(URL:https://yumiya.utabami.com/)

柿田:今日のツイライフは、日常的に使っている人が多いんですかね?

弓矢さん:そうですね。結構使ってる人はいっぱいいるので、登録者数だと一番多いんじゃないかなと思います。

柿田:登録者35万人はすごいですね。

弓矢さん:今はもう少し多いですね。島根県か鳥取県の人口を超えたくらいだったと思います。ずっと市区町村の人口と戦ってたんですけど、今は県とも戦えるようになりましたw

自動ツイートサービス「今日のツイライフ」
※弓矢さんのホームページより引用(URL:https://yumiya.utabami.com/)

##サービスの開発で気をつけていることは?

柿田:サービスの公開に至るまでの流れや、開発中に気をつけていることはありますか?

弓矢さん:作りたいところから作っていって、だいたい動くと思ったらリリースという雑なやり方でやってますね。気をつけることというと、飽きないようにすることですね。

弓矢さん:さっき話したように、モチベーションの保ち方がふわっとしているというか、外部からモチベーションが上がるようなやり方ができないんですよね。人からすごいウケるよって言われても、お金もらえるよって言われてもモチベーションにならない。モチベーションの外注が一切できないですね。

柿田:自分の中からモチベーションを生み出しているような感じですね。

弓矢さん:なので、飽きる前に完成させるために開発期間を短くする、飽きる前にリリースするっていうことを心がけていますね。

山村さん:自分も大体飽きて開発をやめてしまうことが多いですね。Githubに未完成のものがゴロゴロあります。

弓矢さん:モチベーションの保ち方で言うと、このサービスを待っている人がいるということを考えると多少マシになりますね。友達がこれを欲しがってたなとか、そういうのでモチベーションに繋がることがあります。

柿田:逆にモチベーションが下がる瞬間はありますか?

弓矢さん:似たようなアプリが他のところからリリースされてしまったり、時間が経つにつれて飽きてしまったりで、一気にモチベーションが下がることはないんですけど、だんだん下がっていくっていうのはありますね。

高橋さん:サービスを公開してから、これはやらかしたなって感じた出来事はありますか?

弓矢さん:自分の中で1番やらかしたなと感じたのは、だいぶ前なんですけど作ったサービスをスパム扱いされたことがありましたね。Twitter連携機能があるアプリはみんなその洗礼を受けるんですけど。「このアプリはスパムです!絶対に使わないでください!」っていう注意喚起をする人がいるんですよね。初めてバズった時なので「なかよしマップ」を作った時ですね。その時は自分から直に、デマを流さないでくださいって言いに行ってしまいました。そういう時は引用リツイートでそんなことないですよって伝えるくらいにしておけばいいんですけど、その時は直接言いに行ってしまったんで、個人開発ではそれが一番のやらかしですね。

柿田:やっぱりアンチとかって怖いですよね。

弓矢さん:自分はあんまり顔を出さないと言うか運営者としてツイートしないし、あんまりどうこう言わない方なんで、アンチが固定でいるわけではないんですけど、新しくサービスを作るとその度にデマが流れるんで。まあでも風物詩みたいなところがあるので、だいぶ諦めがついてますね。

Twitterアカウント解析サービス「なかよしマップ」(運営譲渡済み)
※弓矢さんのホームページより引用(URL:https://yumiya.utabami.com/)

前編は以上になります!後編では、運営費用や収益などのお金の話や、ログイン機能、通報機能などのさらに深い話題についてお送りします!お楽しみに!

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